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ある病院に入院をした時に、とても感動したことがありました。それは、なんといっても病院食が美味しいということです。病院食というのは、ほとんどまずいという、そんな印象を持つことが多いですね。私も入院していた人に聞いた時に、入院の食事がまずかったということをよく聞きました。そのため、絶対まずいと思っていたのです。

そんな時、ある病院に入院をした時に産後であったためかとても美味しかったです。入院最後の日は、フルコースとして食べることができたのです。そしてそれも事前にお願いをすると、なんと家族の分まで準備をしてくれたのでした。

その時、家族と一緒に入院の食事でフルコースが食べれるのはまずないと思っていたのでびっくりです。しかも、本格的な味であったことも驚きでした。そんな風に今の病院は、食事が美味しくなっています。暖かいものを暖かいままで出してもらうことが当たり前となっているのです。それは、とてもよいことですね。
今の時代、がんの治療法や最先端の医療がどんどん進化していて、病院食も進化していたので驚きでした。

入院をした時に、いろいろなことを感じます。それは、一つの病院に入院をした場合は感じることが少ないでしょう。私の場合は、心臓腫瘍の検査を有名な心臓外科で行い、その後がんで放射線治療やサイバーナイフ治療を受けるためいくつかの病院に入院をしたことがあるので、それぞれの病院のメリット等を感じることができました。

その中でも、特にすごいと思ったこととして廊下にものがない病院があったということです。ほとんどの病院は、廊下にものがあります。いろいろな処置をする道具でしょうか、そんなものをおいているのです。看護師さんや医師にとっては直ぐに処置をすることが出来るので、確かに廊下に配置していると便利ですね。

ところが入院患者にとっては、とても邪魔なのです。特にふらつきがある入院患者さんは、抑えるとところを探して歩くのでその時に、廊下にものがおいてあると困るのです。そのところだけ、とても慎重に歩くことが必要となります。しかしふらついているので、転んでしまうこともありました。

そんなことを注意できている病院は、すごいと思います。

栃木県の放射線治療科で働きながら一人暮らしをしていたときに、暴飲暴食・食生活の乱れがもとで、ありえないぐらいの高血圧と高尿酸値症になったことがあります。
家族と離れて暮らしていたため、一応報告はしたものの食生活はもちろんそれ以外の日常生活(ストレスなど)もあったため、一人では不安がかなり大きかったです。
また、高血圧で医者にかかっても、基本は薬を定期的に処方されるだけだったため、定期的にそこの医師にかからないといけないのも手間でした。

まず食生活の改善を行いました。
高血圧のもとになった塩分を控える(カップラーメンや塩っ気の多い食事は控える)、野菜を摂る、週末などには実家に帰ってバランスの取れた食事を食べるなどしました。
また、サプリメントや健康補助食品なども取り入れて、普段の栄養バランスを整えるようにしました。
それと並行して血圧や尿酸値を下げる薬を服用して、問題が起きないように心がけていました。
そして、最終的には実家に戻ることにしました。親が食事を作ってくれるので、栄養バランス的には問題がなくなりました。

生活習慣病といわれる高血圧は、普段の生活ではなかなか目に見えないため分かりづらいです。
それでいて例えばお菓子やコンビニ、外食などでは塩分や添加物などが多いため、自分だけではなかなか気をつけきれないところが多いです。
そういうときは、サプリメントに頼るのもありだと思っています。
健康を失ってからの処置は、予防するよりもお金がかかりますし、健康は一度失うと取り戻すのに時間がかかります。元気印だった叔母もすっかり落ち込んでいたものです。

私が23歳の時、宇都宮で乳がんの治療を受けた際に、副作用による下痢と腹痛に苦労しました。
どんな食べ物でも口にするとすぐに腹痛になり、トイレに駆け込む毎日だったので精神的にも参ってしまいました。
体重も5キロ程落ちて、体力もなくなっていたのですが、気晴らしにと思い、友達と外出しても疲れてしまい思うように動けない日々でしたので、いつかみんな私に愛想つかして離れていってしまうのでは?などネガティヴなことばかり考えてしまって辛かったです。

下痢や腹痛は治療終了後から徐々に良くなりましたが、今も薬がないと生活できません。
でも家族、友人、会社の上司など周りの方々がゆっくり自分のペースで生活していけばいいんだよ。と暖かく見守り、そして支えてくれたので気持ちは楽になりました。
以前は周りの人に頼れなかった私ですが、病気になったからこそ人の優しさと自分の弱さを感じ、もっと甘えていいのだと気付けたので自然とネガティヴに考えることも減っていきました。

がんになってしまうと辛い治療も経験しますし、気持ちが沈んでしまうことがあると思います。
しかし、周り見ればたくさんの方々が支えてくれているはずです。その方々の為にも必ず乗り越えられると強く思う事で気持ちが楽になれると私は思います。

私自身、入院生活が長いです。
希望したいことは、出来るだけ「こんな理由でこうこうこうなのですが、こうしてほしい」と、詳しく説明することがとても大切だと思っています。
先生任せ……、わかっている先生はいいかもしれません。

なかなかわからない先生は、勝手に自らの思いを言ってきます。それはいい時もあれば悪い時もあるので、できるだけ、治療方針については、積極席に意見を交換して、お互いが納得できる形で、方向性を決めていくことが大切だと思います。

手術の方法にしても、投薬や点滴の指示に関しても、前もって「こういう風にしたいと思うのですが、どうですか?」と言ってくる先生はいいのです。
勝手に投薬や点滴を変えてくる先生もいますので、とても注意が必要です。

理由もあるとは思いますが、患者が納得しないまま治療方針を変えてしまっては、わけがわからなくなるので注意が必要です。

忙しいでしょうけれども、できるだけドクターとコミュニケーションをとり、治療方針を的確に決めて早く治すようにするのが大切です。
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