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高齢な父のがんの放射線治療と手術が終わり、その後はしばらく入院した後に転院するか、自宅で介護するかのどちらかになります。私は遠方に住んでいるので、父と母の2人暮らしですし、すぐ行ける距離ではないので今後のことについても対策が必要になります。

 

手術後は自宅へ戻ると母への負担がかなり大きくなりますし、やはり病院で診てもらったほうが安心なので、転院先の病院探しを行いました。

 

近年は高齢化社会とも言われるように、なかなか転院先の病院が見つからず、空きもあまりないので高齢者をきちんと対処してくれるような病院を色々と連絡を取って探すと、わりと近くに高齢者向けの長期入院可能な病院があったので、そこへ入院することになりました。

 

母への負担も軽減できますし、術後は急な体調の変化など、急変した時の対応も病院だったらきちんとできますし、家で診るよりも安心できるので転院先の病院が見つかって本当に良かったと実感するようになり、高齢者は何かと大変です。

手術をする時、いろいろなことが心配ですね。この私も一度、甲状腺がんの手術をしたことがありました。その時、まず手術をするときに自分が意識がなくなることについて、とても恐怖がありました。それは、もしも目が覚めなかったらどうしようという、そんな恐怖です。そんなことはないと思っていても、あるかもしれないと、そんな心配ばかりをしていました。家族と会うことができなくなるかも知れない、遺書を書いておいたほうがいいのか、そんな余分なことを考えていました。
そんな時、緊張している私の気持ちを察したのか、麻酔科医が訪ねてくれたのです。そして麻酔のことについて、とても丁寧に説明してくれました。その説明を聞いて、とても安心することができたのです。どんな風に麻酔をするのか、どんな感じになるのかなど、不安に思っていることについて話してくれます。
またとても優しい雰囲気の医師だったので、その点でも安心することができました。顔を見ることが出来るのは、とても安心します。