私は以前、婦人科系の病気になった事があります。
生理痛が酷く寝込むようになってしまい、吐き気や発熱等もありました。
年齢が高くなるにつれ、生理痛の症状も変わるものなのかな、と思ったりもしましたが、さすがに耐えられなくなり、近所の産婦人科を受診しました。
その産婦人科は近所でも結構評判が良く、院内の壁には「医大から独立した名医」というようなポスターまで貼ってあったくらいです。
そこでの診断は「ただの生理痛」でした。病気じゃなくて安心しましたが、緩和する為に漢方を2週間分処方されただけでたいして効果はありません。その後も何度か漢方を処方してもらいに行きましたが、痛みは改善しませんでした。
それから1年近く痛みに耐えましたが、やはり我慢出来ずにまたその産婦人科を受診しました。
しかし結果は「異常なし」です。
こんな酷い症状なのに、本当に大丈夫なのだろうかと心配になり、3日後に別の産婦人科を受診しました。
すると、卵巣に異常を発見されたのです。
卵巣が大きく腫れていると指摘され、すぐに大きな病院の紹介状を書いてくださいました。
大きな病院で色々と検査をし、結局は手術しなくては行けないほど酷くなっていたのです。
1軒目の診断結果に安心せず、すぐにでももう1軒受診すべきだったと後悔しました。
私はこの時に学びました。「正しい診断を受ける為には、最低でも病院は2軒受診すべきだな」と。